妻への感謝
激動の平成30年間を、こんな俺と共に生きてくれた妻には、
全く『感謝』以外の言葉が見当たらない。
好き勝手に、自分の過信で転職を繰り返し、その都度給料の変動、ボーナスも無し。
生活設計なんか立てられたもんんじゃなかったと思う!
世間一般でいう、最低、ぐうたら、ゲスの極み、借金まみれ!全部にあてはまる俺を、
見捨てることなく、その都度言葉で諭し、まっとうな人間の歩く道へ導いてくれた。
俺の手を取り、『こっちが正道よ!』と。
そんな妻に、なんとか認め許してもらうべく、今の会社でなんとかかんとか十数年もった。
もう自分の好きな事だけをやってる場合じゃない。今までとは全く違う職種で、自分の
意思は捨てて、ただ毎日会社に出勤して、毎月決まった給料と年に2回キッチリ、ボーナスが貰える普通の会社が一番!
これまでの仕事は、長くて3年!短くて3か月しかもたなかった俺が、十数年務めることができた。
お陰で少しは生活の設計も立てられ、子供を大学まで進学させることができた。
当然その間、妻も一緒に働いてくれていた為だが、なんとかまっとうな人間、夫、父親
になれかけていたが、今回のうつ野郎のせいで、また妻を不安のどん底に落としてしまうことになった。
それでも俺の妻は顔色一つ変えず、『なんとかなるよ!』
これまで幾度、妻の言葉『なんとかなるよ!』に救われてきたことか。
妻が俺にかけてくれる言葉、『なんとかなるよ!』に返せる言葉があるとすれば、
『ありがとう!』
この言葉以外見当たらない。