メンタル格闘家うつラーの日記

メンタル格闘中の日々のなんやらかんやら!

長いトンネルの先の光

ようやく長いトンネルから抜け出せそうな光が見えてきた。

一年間という長い、うつ野郎との格闘の末、12月中旬から新しい職場での

再スタートを切ることができることになった。

捨てる神あれば拾う神あり!

こんな俺でも必要としてくれる!まだやれる!と思わせてくれたのは、

介護施設に、ボランティアとして参加させてもらえたことが大きい。

元の会社には、復職プログラムや試し出勤などの支援も無い為、自力で社会復帰できるよう、ボランティアに参加させてもらっていた。

こんな俺でも、快く参加を許してくれた施設の方々には、感謝しかないですわ!!!

このボランティアのお陰で、人の中に入る勇気やコミュニケーションの取り方を

少しづつ思い出すことができた。

新しい職場でも、色々な人間関係や仕事のストレスはあると思うが、しんどくなったら

ここに来よう!

そう思える場所があるだけで、心強く前へ向いて進める気持ちになれた。

新しいステージで、心機一転、ゆるーく自分なりに頑張ろうと思う!

 

寄らば大樹の陰

同時期に鬱で休職した同僚は、親会社からの出向社員!

親会社は、鬱で休職からの復職支援サポートが充実しているらしく、

まずは半年間は、午前中の半日勤務で慣らし出勤からスタート!

復職支援プログラムは全部で五段階あり、一段階目は会社へ通勤するだけ!

通勤ができれば第二段階へステップアップ!

そうして第五段階までクリアできて初めて正式に復職となるようだ・・・

なんと羨ましいかぎり・・・

子会社の我が社には、労働組合すら無く、コンプライアンスだけは親会社に準じて準じて準じて・・・って、ええかっこしいやけど、最近のメンタル疾患社員の復職については、全く親会社に準じるつもりもなく、会社や仕事のストレスで鬱を発病したにも関わらず、私病扱いにして、復職支援なんか全く無い!

復職して、再発して、また休職して、復職できずにやむなく退職!

これが子会社の退職支援プログラム!

大手企業の手厚い支援があれば、鬱で休職してもまた復帰できる!という希望も持てるが、我が社は、鬱で休職=用無しの駒!

という扱いである。

 

寄らば大樹の陰とは、よく言ったものだ!

 

 

 

 

会社やめた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

定年を目前にして、自ら会社を辞めた!

その歳で、まして鬱病上がりの奴に次の会社なんてそうそう無いやろ?

とお思いの、あ・な・た!

それがどっこい、ハローワーク行って、ここにしよっ!って決めて、窓口のお姉さんに

紹介してもらって、履歴書送って、面接受けて・・・・・

ハイ、採用!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

鬱病上がり、舐めんなよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

百発百中!

 

うつでも再就職できる!って俺が証明してやったよ!

それも障碍者枠でもなんでもない普通の一般採用!

ようは、やるか、やらないか!

それだけ!

うじうじ、いつまでも自分は鬱だからとか、メンタルがどうだとか、コミュニケーションがどうだとか・・・・

眠たいこと言ってないで、動いてみな!

前に進んでみな!

もう後ろなんかそれ以上下がりようないんだから、前か上しか行く道なんか無いよ!

それが嫌なら、何もできない、したくないなら、食べずに座ったまま即身成仏にでも

なればいいさ!

そして逃げた・・・

やはり再発、再休職となった!

普通の人が一日仕事できるのに、自分は数時間で体力的にも、精神的にも

4~5時間が限界だ。

再休職に入る際、上司から『逃げ癖をつけないように!』

と言われた。鬱病はただの逃げ癖なのか・・・

普通はみんな我慢して、逃げずに頑張っているのか?

病気ではなく、性格?怠け癖、逃げ癖野郎なのか俺は・・・

もう会社に居場所は無い、というか、今の時代にうつ病を、怠け者のように

見ている幹部、管理職がいる会社には、今の自分はついていけない。

 

そろそろ次のステージに移るか!

復職後報告

復職して、なんとかかんとか1ヶ月が経とうとしている。

そんなさなか、ついに魔の手が押し寄せてきた。

『復職ブルー!』

病院の先生が復職前に、

『必ず少し慣れてきた頃に落ち込む時がきます。

調子が悪いと思ったらすぐ受診してください。』

と言ってくれていたが、復職した時は絶好調でそんな先生の言葉もすっかり

忘れていた。

先輩社員は全員自分より歳下ばかり!

以前は自分が部下に仕事の指示を出し、書類関係の承認印も自分が押していた。

今は、十歳以上下の先輩社員に指示をされ、一つ一つの新しい作業を一から覚えていく。

一年間の休職による体力・精神力の低下。年齢相応の身体、脳機能の衰え。

全く作業が頭に入らない!覚えられない!年下先輩から、

『この前説明したでしょ!もう忘れたんですか?そんなの私は教えてませんが・・・』

等々、屈辱的な言葉を浴びせられ、うつ野郎の俺はかなりメンタル維持に疲弊してきた。

次言われたら間違いなく、激高して相手をこれでもかと論破して跪かせてやろう!

と、感情のコントロールが効かなくなってきた。

違う・・・これはヤバい・・・再発して再休職だけはなんとか避けたい。

怒鳴る前に帰ろう・・・

そう思い早退した。

翌日病院を受診すると先生から、再発予防の為にも、早め早めの手を打って行きましょう。と言われ、数日間自宅療養となった。

復職前に主治医から、復職直後は半日勤務からスタートして、徐々に慣らしていきましょうと言われていたが、人事j担当者が、新しい部署に来て早々から、半日で帰っていたら他の同僚はどんなに思うでしょうかね?

と言われ、一日フル出勤からスタートしたのが大きな間違いだった。

人事担当者ですら、鬱休職者に対しての理解度が低いのに、現場の社員が理解などしてくれるはずもない。

やはり自分の身は自分で守るしかない!!1

ということに気付かされた。

復職決定

久々の投稿だ!

なんとかかんとか復職にこぎつけた。

会社側に、労働環境改善を要望したが、他の誰もそんなことは言っていないと・・・

完全に、今の吉本 加藤 浩二状態だ!

それで別部署へ出向しての復職となった。

闘う気力はまだある!

しかし、守るものはなにか?

自分のプライドか?男気か?残った同僚の待遇か?

 

いや違う!俺が守るものは家族だ。

自分のプライドなど守に値するものではない!

長いものにはグルグル巻きにまかれろ!

偉くなってから喧嘩しろ!

紳助の言うことがヤケに胸に響く。

 

自分のプライドを傷つけられたくない!自分が傷つきたくない!

自分が可愛い!

 

自分のことばかり考えていたから、自分がどんなに辛く苦しかったかと

悶々と鬱っていたのではないだろうか?

 

自分には興味も無く、どうなっても流れに任せて、先の事など色々考えない!

しょせん、なるようにしかならない。

明日の事など誰にも分からない!死ぬかもしれない。

そう考えたら、自分のことなどどうなってもいいか?

誰にどう見られ、思われても別に構わない。

と思えるようになった。

 

うつ友Ⅱ

またまた、うつ友3人でランチに行った。

お互いが、職場のブラックぶりの毒を吐き散らかしたら、

みんなスッキリして、変なカウンセリングを受けるよりも

よっぽど効果があった!

持つべきは、『うつ友』だ!

同じ症状で悩み苦しみ、お互いが理解しあえる関係性は、

とても大事な事だと再認識した。

この、しょうもないブログを読んでくれているそこの、『きみ!』

あなたも俺の『うつ友』です。